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大手企業の冬のボーナスは86万円、最も減少したのは?:前年冬に比べ9.02%減
経団連は12月22日、大手企業の冬のボーナス妥結額をまとめ、その結果を発表した。主要21業種大手257社に聞いたところ……。
日本経済団体連合会(経団連)は12月22日、大手企業の冬のボーナス妥結額をまとめ、その結果を発表した。主要21業種大手257社(東証一部に上場、従業員500人以上)に聞いたところ、平均金額は86万5621円、前年冬に比べ9.02%減少した。
前年冬に比べ増加したのは、「紙・パルプ」(8.72%増)、「情報通信」(2.38%増)、「電機」(0.42%増)の3業種のみ。逆に、最も減少したのは「商業」で32.81%減。次いで「鉄鋼」(25.01%減)、「私鉄」(22.60減)、「化学」(12.07%減)、「食品」(10.62%減)と続いた。
金額別にみると、「建設」が最も多く144万4042円。次いで「食品」が94万3503円、「自動車」が94万1566円、「電機」が90万379円という結果に。一方、最も少なかったのは「ホテル」で35万1687円。次いで「鉄鋼」(57万736円)、「商業」(57万7634円)、「印刷」(60万968円)と続いた。
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