ニュース
在宅勤務中の新入社員、課題トップは「同期とのコミュニケーション」:人材系シンクタンク調査(2/2 ページ)
異例づくめのコロナ禍での働き方。特に在宅勤務に戸惑う新入社員も少なくない。彼らの悩みとは。
「課題」ではコミュニケーション系並ぶ
3位にも「職場の先輩社員とのコミュニケーションのとりづらさ」(48.6%)、6位に「上司とのコミュニケーションのとりづらさ」(46.1%)がランクインした。やはり、対面で職場の人間と打ち解ける機会の少ない今年の新入社員ならではの悩みと言えそうだ。
他には、2位に「自律的に業務を遂行する必要性」(48.9%)、「OJTや業務を通じた教育効果の低下」(47.9%)が並んだ。
コロナ禍で急激に買い手市場となった今年の新卒向け就活。ただ、特に新入社員向けに特化した、テレワークなどのオンライン上のコミュニケーションや教育体制といったノウハウは、既存の日本企業には乏しい。どうやって彼らをつなぎとめていけるかが問われる。
関連記事
- ビットコインが「このタイミングで」再高騰した真の理由
仮想通貨・ビットコインの価格が再び上昇。なぜこのタイミングで高騰しているのか。その本来的な価値から筆者が考察。 - アベノミクス総括 経済成長しても生活は豊かにならなかった真の理由
菅内閣が誕生、筆者はアベノミクスを総括。経済成長したものの生活への好影響感じられず。真因にマクロ経済から迫る。 - コロナ禍転職不況、中でも「特に厳しい意外な人材」とは?――独自データで分析
コロナ禍で転職市場が悪化、急速に買い手市場に。中でも求人が特に激減している「人材の層」があるという。dodaの独自データから分析。 - 持ち家がもはや「冗談抜きで困難な夢」になったこれだけの理由
いまだに根強いとされる日本人の持ち家志向。しかし筆者は「冗談抜きで困難」になったと指摘。印象論でなくデータから導き出される実態とは? - 「何でもスクショ」な若者と「いつでも電話」中高年の意外な共通点――日本特有の“使えない人材”とは
「何でもスクショを飛ばして済ます」若者が話題に。ただ根底の問題は「いつでも電話」してしまう中高年と一緒と筆者は指摘。日本企業の人材、ひいてはマーケティングに横たわる課題とは?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.