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マルコメが即席みそ汁の一部を自主回収 ゴム製造品の破片が混入している恐れ:回収専用窓口を設置
マルコメは即席みそ汁の一部を自主回収すると発表した。ゴム製造品の破片が混入している可能性があるため。
マルコメは12月25日、自社で製造・販売している「生みそ汁料亭の味しじみ」の一部を自主回収すると発表した。製造設備におけるゴム製造品の破片が混入している可能性があるという。
回収する商品は、「生みそ汁料亭の味しじみ8食」(賞味期限が2021年4月12〜14日)、「生みそ汁料亭の味みそ汁定食8食」(同21年4月20日、27日、5月9日)、「生みそ汁料亭の味お徳用21食」(同21年5月2〜3日)。出荷数量は27万6960点で、出荷地域は全国だという。同社は、回収専用ダイヤルもしくは回収専用サイトから申し込みを受け付ける。回収を申し出た消費者には、返信用のレターパックを送付する。また、製品代金相当のQUOカードを送付する。
マルコメは17年2月、「料亭の味みそ汁 12食」などを自主回収すると発表している。原因は、製造設備の一部に損傷が発生し、シリコーンゴム製の吸盤が製品パッケージ内に混入している可能性があるためだった。みそと具材の袋には混入していないため、商品の安全性や健康被害について問題はないとしていたが、該当する商品を自主回収すると判断していた。
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