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スーパーの「ライフ」が首都圏全121店舗のチラシを自粛 緊急事態宣言を見据えた対応:顧客と従業員の安全を守る
食品スーパー大手のライフコーポレーションがチラシを自粛する。期間は1月9〜11日。店内が密になるのを防ぐ。
食品スーパー大手のライフコーポレーションは1月7日、首都圏店舗のチラシ配布を自粛すると発表した。政府が1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)を対象とした緊急事態宣言を発令することを見越した対応。
同社は原則として、毎週水曜日と土曜日にチラシを配布している。チラシを自粛する期間は1月9〜11日で、対象地区は首都圏全121店舗。来店客数の増加が予想されることから、店内が密になるのを防ぐ狙いがある。また、今後の状況によっては自粛期間を変更する場合があるという。
同社は2020年4月に発令された緊急事態宣言を受け、特定の曜日に店内の混雑を避けるため「ポイント倍付セール」や「優待パス 5%OFF」といったサービスなどを一時休止したことがある。また、店舗によっては密の状態を避けるため、入場制限も実施してきた。
2度目となる緊急事態宣言の発令を受け、他の企業でも同様の動きが広がる可能性がある。
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