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緊急事態宣言でスーパーの「オーケー」が従業員に特別手当 感謝の気持ちは総額7億2000万円:首都圏が地盤
2回目の緊急事態宣言が発令される見込み。首都圏を中心に展開するオーケーは、従業員に5回目の特別手当を支給する。総額は7億2000万円になるという。
首都圏を中心にスーパーマーケットを展開するオーケー(横浜市)は1月8日、緊急事態宣言が発令されることを見据え、従業員に特別手当を支給すると発表した。
正社員・パートナー社員に対しては1万円、パート・アルバイト社員に対しては5000円をそれぞれ支給する。同社は、感染防止対策に取り組みながら勤務を続ける従業員に感謝の気持ちを示すため、これまでも何度か特別手当を支給してきた。1回目(2020年4月)、2回目(5月)、3回目(7月)、4回目(10月)に支給した分を合わせると7億2000万円になるという。
コロナ禍でも店舗で働き続ける従業員を支援する動きは、過去にもあった。例えば、マツモトキヨシホールディングスは、1回目の緊急事態宣言が発令されていた期間に勤務していた全従業員に対して特別手当を支給した(金額は非公表)。上新電機は20年6月に、感染拡大期に勤務していた全ての従業員や派遣スタッフなどに対して、一律1万円を支給した。
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