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無印良品が生活雑貨52品目を値下げ コロナ禍での「日常」と「新生活」を応援:収納関連を中心に(2/2 ページ)
無印良品が生活雑貨52品目を値下げする。新生活を始める社会人や大学生の利用を見込む。家具の月額定額利用サービスも本格的に展開する。
家具の月額定額サービスも本格導入
2020年7月に7店舗で試験的に提供していた家具の月額定額サービスも、本格的に展開。1月15日から取り扱う店舗を182店舗に拡大する。これまでは、家具・インテリア用品を6種のセットで展開してきたが、「セットでなく単品でのサービスが欲しい」という消費者の声を受け、「脚付けマットレス」や「テーブル」などを、「1年」「2年」「3年」「4年」単位で利用できるようにする。サービスを利用するには、月額利用料と配送料(有料の家具組み立てサービスは別途支払う)が必要となる。例えば、販売価格が2万7900円の脚付けマットレス(スモールセット)を4年契約で利用する場合、月額定額料金は560円となる。
コロナ禍の影響で在宅勤務を導入する企業が増えている。ただ、収束後は通常の勤務に戻る可能性もあることから、高額な家具を購入することに躊躇(ちゅうちょ)するビジネスパーソンもいる。こうした背景も踏まえ、定額制を打ち出すことで新たな需要喚起を狙う。
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