ニュース
三菱自、新型「アウトランダー」2月に発表 開発シーンを公開:北米向け新型モデル
三菱自動車は、北米向けの新型「アウトランダー」を2月16日(日本時間2月17日)にオンラインで発表する。発表に先立ち、悪路走行などを行う開発背景シーンの一部を公開した。
三菱自動車は1月25日、北米向けの新型「アウトランダー」を2月16日(日本時間2月17日)にオンラインで公開すると発表した。発表に先立ち、悪路走行などを行う開発背景シーンの一部を公開。最新の制御システムを備えた主力モデルの発表に向けて、注目度を高めようとしている。
アウトランダーは同社の主力SUV。プラグインハイブリッド車の「アウトランダーPHEV」も設定されている。
今回発表する新型モデルは、米国、カナダ、プエルトリコをはじめとして、グローバルに順次展開していく計画だという。商品コンセプトは「威風堂々」で、「パジェロ」「モンテロ」から受け継ぐ四輪制御技術やラリー経験で培った走行技術を活用し、操縦性と走破性を高めた。また、これまでのアウトランダーシリーズよりもサイズアップし、大胆なスタイリングに仕上げたという。
開発に注力したのが、新開発のプラットフォームと、最新の車両運動統合制御システム。さまざまな気候や路面条件で試験を繰り返した。路面状況に応じて運転モードを選択できる、新開発のドライブモードセレクターも採用している。
一部公開された開発シーンでは、デザインは伏せられているものの、ぬかるんだ地面や雪上など、さまざまな路面を走行するテスト車両の様子を見せている。
関連記事
- 三菱自、新型「エクリプスクロス」発売 PHEV投入、国内販売巻き返し図る
三菱自動車は、SUVの新型「エクリプスクロス」を発売した。デザインを刷新したほか、プラグインハイブリッド車(PHEV)モデルを設定。強みを持つPHEVの車種を新たに投入する。 - 三菱自動車、654人が希望退職へ 募集人数を上回る
三菱自動車は、11月に募集していた希望退職制度で654人が退職する予定だと発表した。募集人数は550人だった。労務費の削減などを目指す構造改革の一環。 - 三菱自、パジェロ製造の工場閉鎖を発表 固定費2割削減、ASEAN中心の体制へ
三菱自動車は、子会社のパジェロ製造(岐阜県坂祝町)における乗用車生産を2021年上期に停止し、工場を閉鎖すると発表。コスト削減と収益力向上を目指す新中期経営計画では、固定費の2割削減を目指す。強みを生かせるASEAN地域などに経営資源を集中させる。 - スバル、新型「BRZ」を世界初公開 新型エンジンで力強い加速、アイサイトも初搭載
スバルは、スポーツカーの新型「BRZ」(米国仕様)を世界初公開。新型エンジンを搭載して走行性能を高めたほか、BRZとしては初めて運転支援システム「アイサイト」を採用。安全性能も向上させた。米国で2021年秋に発売する。 - 日産、新型ピックアップトラック「ナバラ」発表 デザインテーマは「頑丈」
日産自動車は、ピックアップトラックの新型「ナバラ」を発表した。12月にタイで販売を開始し、展開地域を順次拡大する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.