バンダイ、KDDIの人気ガラケー「INFOBAR」をカプセルトイで販売 市場拡大に注力
バンダイは、KDDIが販売していた携帯電話をミニチュアサイズで再現した「ガラケーコレクション〜au ver.〜」を、1月末にカプセル自販機で発売する。
バンダイは、KDDIが販売していた携帯電話をミニチュアサイズで再現した「ガラケーコレクション〜au ver.〜」を、1月末にカプセル自販機で発売する。価格は1回300円(税込)。同社は最近、カプセル自販機の改良機を投入するなど、カプセルトイ市場の拡大に注力している。
コレクションは、2003年にKDDIのau Design projectによって発売された携帯電話「INFOBAR」や、07年発売の「INFOBAR 2」「MEDIA SKIN」など全13種。全長約5.7センチのミニチュアサイズで、本体素材の質感やカラーリングも忠実に再現した。また、アンテナの出し入れや蓋の開閉など、実機同様のギミックも搭載した。
au Design projectは「INFOBAR」をはじめ、「Art Editions YAYOI KUSAMA」などアートの文脈を取り入れた携帯電話を発表した。そのデザイン性の高さから、いまだにファンは多く根強い人気を誇っている。「INFOBAR」「neon」「talby」「MEDIA SKIN」の4製品はニューヨーク近代美術館の永久収蔵品となるなど、国内外でも評価が高い。
バンダイは今回の商品名に「〜au ver.〜」とつけていることから、他社の携帯電話を取り扱う展開も今後考えられる。また同社は今月、新型カプセルトイ自販機「ガシャポンステーション」に専用ユニットを取り付けることで、最大2500円の商品展開を可能にする「プレミアムガシャポン」も発売していて、カプセルトイ市場での展開に注力している。
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