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AOKIが上下セットで4800円のスーツを発表 作業着から普段着まで対応:低価格と機能性で勝負
紳士服大手のAOKIは2月1日、シーンを選ばず気軽に着られる「アクティブワークスーツ」を発売すると発表した。公式オンラインショップで予約販売を開始し、2月20日からは一部店舗でも取り扱う。
紳士服大手のAOKIは2月1日、立体製法とオリジナル素材を採用した「アクティブワークスーツ」を発売すると発表した。公式オンラインショップで予約販売を開始し、2月20日からは一部店舗でも取り扱う。同社は「見た目はきちんとしながらも、シーンを選ばず気軽に着られる」という点を訴求し、在宅勤務に適した商品としての需要を見込む。
アクティブワークスーツには、洗えるだけでなく、風合いとストレッチ性を重視したオリジナル素材を採用。パンツは、座っていても快適なウエスト伸縮仕様とし、長時間着ていても疲れにくく、気軽に着られる機能性を重視したという。
サイズはS、M、L、LLの4種類。価格は上下セットで4800円(税込)とした。色は黒のみだが、3月中旬から商品ラインアップを拡充する予定だという。
新型コロナウイルス感染拡大で在宅勤務が定着し、スーツを着用する機会が減少。同社は「機能性が高く、お値頃で実用的な衣料品のニーズが高まっている」と判断し、20年11月にはカジュアルアイテム「ホーム&ワークウェア」の展開を開始。“パジャマ以上・おしゃれ着未満”をコンセプトに、ニット生地やジャージー素材を採用した「パジャマスーツ」などを販売している。
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