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ナチュラルローソン、シャンプーやコンディショナーの量り売りを開始 プラ削減を推進:ラインアップ拡大
ナチュラルローソンでは、洗剤の量り売り実験をしている。利用者からの要望を受け、シャンプーやコンディショナーの量り売りも開始する。プラスチック削減を推進するため。
ローソンは2月15日、ナチュラルローソンの5店舗においてハンドソープ、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーの量り売りを2月17日に開始すると発表した。プラスチックごみを削減する施策の一環。
2020年8月、同社はナチュラルローソンの一部店舗で洗剤の量り売り実験を開始。現在、2店舗で量り売りサービスを提供している。Pontaカード会員データによると、購入者の約8割が女性だという。
利用者から「使用頻度が高いハンドソープやシャンプーなどでも同じ取り組みを実施してほしい」という要望があったため、量り売りの実験店舗を計5店に拡大するとともに、取り扱い商品も増やすことにした。
新たに提供するのは、「LEAF&BOTANICS シャンプー ラベンダー」(100グラム当たり税込278円)や「LEAF&BOTANICS コンディショナー ラベンダー」(同297円)など。
ローソンはコーヒーカップやチルド飲料の一部商品を紙カップに変更したり、おにぎりの包材を変更したりすることでプラスチック削減に取り組んでいる。2030年には17年度比で容器包装プラスチックの使用量を30%削減するのが目標だ。
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