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「映画 えんとつ町のプペル」が興行収入20億円、観客動員数150万人突破 リピーター獲得の要因は?(2/2 ページ)

吉本興業は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さん原作のアニメーション映画「映画 えんとつ町のプペル」が、興行収入20億円、観客動員数150万人を突破したと発表した。

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リピーター獲得の要因は?

 アニメ事情に詳しいジャーナリストの河嶌太郎さんは今後のビジネス的な展望を次のように解説する。

 「西野さんの持つもともとの知名度をはじめ、吉本興業や電通などが一体となってプロモーションをかけたのが功を奏した面もあるでしょう。ただ、それだけでヒットさせられるほど甘い業界でないことも確かです。やはり肝心の内容が、社会風刺が効いている。それでいて、親子でも見に行けるポップな世界観を醸成しており、西野さんの持つ独自の作家性がふんだんに生きている作品なのが、リピーター獲得につながっている要因だと思われます」

 アニメ映画では「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が興行収入374億円を記録し、アニメ業界に勢いをもたらした。「映画 えんとつ町のプペル」はどこまで追い上げを見せるのか注目が集まる。

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(©西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会)

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