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ディーカレット、仮想通貨マイニングマシンの販売運用サービス開始
仮想通貨取引所を営むディーカレット(東京都千代田区)は、仮想通貨マイニングマシンの販売および運用サービスを開始する。3月15日から受け付けを始め、マイニングマシンの販売、設置、運用、保守までを行う。
仮想通貨取引所を営むディーカレット(東京都千代田区)は、仮想通貨マイニングマシンの販売および運用サービスを開始する。3月15日から受け付けを始め、マイニングマシンの販売、設置、運用、保守までを行う。
ビットコインなどの仮想通貨は、マイナーと呼ばれる事業者がコンピューターを稼働させて送金、決済などのネットワークを維持している。マイナーには、その報酬として仮想通貨が支払われる。同サービスは、投資家がマイニング用のコンピューターを稼働させて、収益を得るためのものとなる。
マイニング専用マシンとなるBitmain社の「Antminer S19 95TH/s」を販売する。マシンはロシアのデータセンターに設置し、利用者側での作業は必要ない。価格は1台あたり90万7500円(税込)。
6月からマシンは稼働の予定で、契約期間は2年間。マイニング対象はビットコインとなる。同社の試算では想定利回りは94%に達するが、ビットコイン価格や電気代の変動により、大幅に変化する可能性がある。また、運用管理費は、月次マイニング報酬の20%となっている。
マイニング機器の販売運営サービスは、国内仮想通貨取引所としては初めて。
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