業務スーパーを展開する神戸物産(兵庫県)は、宮崎県1号店となる「業務スーパー宮崎大塚店」(宮崎県宮崎市)が2月25日にオープンし、47都道府県全てへの出店を達成したと発表した。
業務スーパーは、フランチャイズ方式や製販一体体制を採用した、独自モデルの食品スーパー。2000年3月に1号店(兵庫県三木市)がオープンし、当初は飲食店経営者などに向けて業務用食品を販売していたが、次第に一般消費者向けのサービスが増大。21年かけて47都道府県全てに進出し、店舗数は21年1月に900店を突破。25年に1000店を目指す。
主力となっているのは大容量食品や冷凍食品などで、国内に23の自社グループ食品工場を保有。約40カ国から直輸入し、プライベートブランド商品も取り扱う。
全都道府県への出店を記念して、3月1日〜4月30日の2カ月間、「業務スーパー祝47都道府県出店達成! ありがとうセール」を開催する。
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