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近鉄、600人の人員削減計画を発表 早期退職者を募集:コロナ影響
近畿日本鉄道が、2019年度は7200人だった人員について、600人減らす計画を発表した。新型コロナの影響で収益が悪化する中、事業構造改革の一つの施策として取り組む。
近畿日本鉄道は2月26日、600人の人員削減計画を発表した。2019年度は7200人だった人員を、6600人に減らす。新型コロナウイルスの影響で収益が悪化する中、事業構造改革の一つの施策として取り組む。
新入社員の採用抑制、グループ内外への出向、早期退職優遇制度の実施などを行う。早期退職は3月1〜24日まで、45歳以上の管理職・社員を対象に募る。希望者には退職金の加算、再就職支援などを予定している。
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