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ディズニーストア、間違って「高い価格」でグッズを販売 日本法人が謝罪:値札が原因
ウォルト・ディズニー・ジャパンは、一部商品を間違った価格で販売していた。本来より高い価格だったため、同社はおわび文を発表した。
ウォルト・ディズニー・ジャパン(東京都港区)は3月9日、ディズニーストアで販売していた一部商品の価格に誤りがあったと発表した。
該当商品は「トイ・ストーリー4 水筒・ウォーターボトル スノードーム」。正しい価格は1430円(税込、以下同)だったが、一部に1760円の値札を貼って販売してしまったという。
販売期間は1月21日〜3月4日で、渋谷公園通り店(東京都渋谷区)や大宮アルシェ店(さいたま市)、浜松遠鉄店(静岡県浜松市)などで取り扱っていた。同社は該当商品を購入したお客に対して、店舗の店員や「ディズニーストア ゲスト ご相談室」まで問い合わせるように呼び掛けている。購入時の状況を確認後、対応を行うという。同社は「お客さまには大変なご迷惑をお掛けいたしましたこと、深くお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した。
商品の販売価格を間違うトラブルは大手チェーンでも度々発生している。例えば、レッドブル・ジャパンが「レッドブル・エナジードリンク 250ml」などの値下げを発表した後、セブン‐イレブン・ジャパンは同商品を一定期間旧価格で販売し、返金対応に迫られたことがある。
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