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三陽商会、希望退職者の募集結果を発表 想定を上回る180人が応募:厳しい事業環境
三陽商会は2月15日〜3月5日、希望退職者の募集を行った。当初の想定を上回る従業員が応募した。コロナ禍の影響で、同社は厳しい事業環境に置かれている。
三陽商会は3月17日、希望退職者の募集結果を発表した。150人程度としていた想定を上回る180人が応募した。
同社は1月21日、希望退職者を募集すると発表した。募集期間は2月15日〜3月5日で、退職日は3月31日。退職者には所定の退職金に加えて特別退職金を支給する。また、希望者には再就職支援も行うとしていた。
今回の希望退職者募集に伴い発生する特別退職金と再就職支援関連の費用については、21年2月期第4四半期に特別損失として約13億円を計上する予定だという。
同社は20年4月に公表した「再生プラン」に沿って、事業構造改革の推進と事業効率化に取り組んできた。しかし、2回目の緊急事態宣言が発出されたことを受け、事業環境はさらに厳しくなっている。そこで、事業規模に見合った人員体制の構築と、利益体質の強化を図ることが急務だとして、希望退職者の募集を行うことにした。
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