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テレワークで東京を脱出、都心を離れて地方移住すべきか本質を見極めて(3/3 ページ)

ついに東京の人口が、前年を下回ったという。これはまぎれもなく新型コロナウイルス感染拡大による、テレワークや在宅勤務の推進、つまり都心のオフィスに行かなくてもよくなったことなのだろう。

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 話はずれてしまったが、テレワークの環境をどこで築くのかを判断するのは、自分のおかれているビジネスにおいて、どのようなバリューチェーンで価値が生まれているのかをもう一度確認してからの方が良い。

 もちろん、生活面のこともよくよく考えるべきだ。

 都会のたくさんのエンターテインメントや文化、充実した飲食など、仕事中心の仲間との適度な距離感など、都会に住むメリットは、挙げればきりがない。

 純粋に地方暮らしが合っているという人はいるだろうが、趣味や何かを始める機会は圧倒的に都会のほうが多い。

 2拠点に住まいを持つことができる裕福な人はまったく問題ないが、テレワークだからどこでもできる、テレワークのほうが自分に向いている、少しでも広く安いほうが良いと、短絡的に遠方を探すのもいいが、自分の仕事がなぜテレワークでも問題ないのか、なぜ成立しているのか、その本質を見極めてからでも遅くはない。(猪口 真)

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