賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)は24日、首都圏や県庁所在地などの都市を除いた移住者に対しての「街の住みここちランキング2020」を発表した。全国1369自治体の中から、沖縄県内では北谷町が3位(前年度4位)に選ばれた。5位は中城村(同ランク外)、8位は南風原町)同8位)、9位は豊見城市(同10位)となった。
大東建託賃貸未来研究所の宗健所長は「イオンモールなどの大型ショッピングモールが近くて、車での移動、都市の周辺にあるベッドタウンの評価が高い」と分析した。
3位の北谷町は、「国道58号などの主要道路が整っていて、アクセスが良好」「観光スポットでありながら、地域の暮らしも充実している」「海が近い」。5位の中城村は「南部、中部どちらからも遠すぎない」「子育て支援が手厚い」「静かで美しい」などの理由が挙がった。
同社の調査は昨年に次いで2回目。インターネット経由で調査票を配布、回収し、2019年は3万7701人、20年は5万4384人が回答した。2年分の集計結果から、ランキングを出した。
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