ゴールデンウイークにやりたかったこと 3位「食事処に行く」、2位「国内旅行」、1位は?:自粛意識に変化はあった?
間もなく始まるゴールデンウイーク。前回も緊急事態宣言下ではあったが、20年と比べ自粛意識は変化しているのだろうか。
間もなく始まるゴールデンウイーク。依然として続くコロナ禍で今回も家で過ごす時間が長くなりそうだ。2020年のゴールデンウイーク中も緊急事態宣言下ではあったが、この時と比べ自粛意識は変化しているのだろうか。マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると、半数近くが「去年と同じくらいか、それ以上に自粛する」と考えていることが分かった。
調査では、20年のゴールデンウイーク(緊急事態宣言下)の自粛度を100%とした上で、今年の自粛度を尋ねた。その結果、44.5%が「100%(去年と同じくらい我慢する)」と回答した。また「120%(去年より我慢する)」との回答は13.2%で、57.6%が「去年と同じくらいか、それ以上に自粛する」と考えていることが分かった。一方「去年ほどは我慢しない」という回答は約4割存在し、意見が分かれた形だ。
性年代別にみると、特に男性60代と女性50・60代は「去年と同等かそれ以上我慢する」と回答した割合が他年代と比べて高い傾向にあった。男性60代は73.6%、女性50代、60代はそれぞれ70.0%、70.9%であった。
本当は「ショッピング」に行きたかった
新型コロナの影響がなかった場合、「本当はしたかったこと」を尋ねた。その結果「ショッピングに行く」が最も多く28.5%、次いで「国内旅行に行く」(23.2%)、「カフェ、食事処に行く」(23.1%)と続いた。その他にも「友人・知人と会う」「街歩き」など、外出関連の項目が続いた。
実際のゴールデンウイークの予定はどうだろうか。最も多かった回答は「できるだけ家で過ごす」で33.5%だった。外出したい気持ちはあるものの「我慢して家で過ごす」という人が多いようだ。次いで「掃除・片付けをする」(21.7%)、「テレビ・録画番組を見る」(20.6%)などと続いた。
今年のゴールデンウイーク中に「せめてこれだけはしたい」ことを尋ねた。その結果「ここ1年以上帰省できていないので帰省したかった。できないので家の整理(断捨離)を頑張りたい」(男性45歳)、「なかなか会うことが難しい友人たちとオンライン飲み会をしたい」(女性51歳)、「1つぐらい子ども達が笑顔になれるイベントを考えたい」(女性33歳)といった声があった。
調査は4月16日にインターネットで実施。全国の20〜69歳の男女1100人を対象とした。
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