ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー(東京都港区)が「コロナ禍における転職・働き方に関する調査」を実施。過去1年以内に転職した人で、年収800万円台のうち75%が副業を行っている結果となった。
同調査では300万円以下から800万円台までを対象に副業意欲を尋ねた。その際、「副業を現在行っている」と回答したのは全体で34%だったが、年収800万円台では倍以上の75%となった。逆に低かったのは400万円台の19%で、300万円台が29%、600万円台が35%と続く。一方、副業を「やりたくない」と答えた割合は総じて低く、全体ではわずか2%にとどまった。
副業に対して求めることでは、1位「給与水準」(26%)、2位「自己成長性」(26%)、3位「勤務形態の柔軟性(リモートワークなど)」(21%)、4位「仕事内容のやりがい」(18%)だった。なお、同社が調査した「転職理由」ではとは1位と4位が逆の結果となっている。副業の探し方は、1位「知人の紹介」(57%)、2位「Wantedly」(25%)、以下は他サービスの名前が続いた。副業においては、人と人のつながりが重要なことが伺える結果となった。
当調査は2月22日〜2月26日にビジネスSNS「Wantedly」ユーザーに対して実施、1年以内に転職したコロナ禍転職者、計267人が回答した。
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