ニュース
沖縄のセブンは「ゴーヤ」と呼んでいるが、「ゴーヤ」と「ゴーヤー」どちらが正しいのか:「ゴーヤー警察」も登場(1/4 ページ)
「ゴーヤー」と「ゴーヤ」どっちが正しいのだろうか。ニュースで「ゴーヤ」と呼ばれているのをよく耳にするが……。
きょうは5月8日、語呂合わせで「ゴーヤーの日」だ。いまや全国区となった沖縄の食材「ゴーヤー(にがうり)」。沖縄県民は「ゴーヤー」と呼ぶのが一般的だが、全国展開するコンビニや居酒屋では「ゴーヤ」と表記する店もある。全国ニュースでも「ゴーヤ」と呼ばれているのをよく耳にする。沖縄で生まれ育った筆者は語尾を伸ばさないのが気になって仕方がない。「ゴーヤー」と「ゴーヤ」どっちが正しいのだろうか。(デジタル部・比嘉桃乃)
検索数は「ゴーヤ」が上位
「ゴーヤ」の呼び方は一体どんな人たちが使っているんだろう。
Googleトレンドで調べてみた。過去5年分の検索結果では、「ゴーヤー」よりも「ゴーヤ」のほうが圧倒的に検索数が多い。「ゴーヤー」呼びが当たり前の環境で育ってきた筆者としては意外な結果だ。しかも、「ゴーヤ」は毎年7月下旬から8月上旬にかけて急に検索数が伸びている。どうやら「ゴーヤ」の食べ方を検索している人が多いようだ。
では、一体どの地域の人たちが「ゴーヤ」と検索しているのか。調べてみると、沖縄を除くほとんどの地域で「ゴーヤー」よりも「ゴーヤ」が圧倒的に検索されていた。
関連記事
- すぐに完売! 1枚焼きの「ホットサンドソロ」は、どうやって開発したのか
食パン1枚でつくるホットサンドメーカーが売れている。その名は「ホットサンドソロ」。新潟県にある「燕三条キッチン研究所」が開発したアイテムだが、どのようにしてつくったのか。担当者に話を聞いたところ……。 - バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
コロナ禍がもたらす温泉街への影響は甚大だが、「温泉の魅力」として考えさせられるのが“街づくり”という点だ。筆者は「施設そのもので集客できる強い宿は例外的で、温泉地の魅力自体が集客を左右する」と指摘する。 - 沖縄の「焼き芋自販機」 人通り多くない場所で月250缶も売れるヒミツ
沖縄県にある「焼き芋自販機」が人気だ。全国で25台を設置し、1カ月で5000缶を販売しているという。 - 日本のアニメは海外で大人気なのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が米国でもヒットしている。このほかにも日本のアニメ・マンガは海外市場で勝負できているのに、なぜ邦画やドラマはパッとしないのか。その背景に、構造的な問題があって……。
Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.