2015年7月27日以前の記事
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ドコモと三菱UFJが業務提携 デジタル金融サービスに向けて新会社設立

NTTドコモと三菱UFJ銀行は5月11日に、デジタル金融サービスの提供に向けた業務提携を行った。2021年度中に合弁会社を設立し、22年中にはdポイントが付与されるデジタル口座サービスなど、データを活用した新事業などを行う計画だ。

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 NTTドコモと三菱UFJ銀行は5月11日に、デジタル金融サービスの提供に向けた業務提携を行った。2021年度中に合弁会社を設立し、22年中にはdポイントが付与されるデジタル口座サービスなど、データを活用した新事業などを行う計画だ。


ドコモの三菱UFJ銀行の業務提携全体像

 新たなデジタル口座サービスは、三菱UFJ銀行が銀行機能を提供するいわゆるネオバンクとなる。ドコモの通信料金やdカード支払い口座に設定することでdポイントがたまったり、dカードやd払いの利用履歴やdポイントの明細が確認できる機能などを持つ。


dポイントが貯まるデジタル口座

 金融のデジタル化が進む中、ポイント経済圏のような利便性に加え、不正利用や金融犯罪にも対抗できるセキュリティが重要だという背景から、提携を決めた。

 デジタル口座のほかにも、ドコモユーザー向け住宅ローンなど、共同で新たな金融サービスを企画、検討していくという。

 また、これまで行われていなかった三菱UFJ銀行口座とのd払い、ドコモ口座へのチャージを、21年度上期をめどに実現する。

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