ニュース
イオンモール、中国・湖南省に初出店 進出を加速:中国は29モール体制が目標
イオンモールが中国への進出を加速させる。湖南省に初出店を決めた。湖北省と浙江省にも新たにモールを出店する。
イオンモールは5月14日、中国の湖南省長沙市に初出店すると発表した。また、湖北省武漢市と浙江省杭州市にも新たにショッピングモールを出店する。
湖南省には、「(仮称)イオンモール長沙茶塘(ちょうさちゃたん)」を2024年にオープンする。敷地面積は約11万5000平米。消費力と成長力の高い地域だとしている。
湖北省には、 「(仮称)イオンモール武漢江夏(ぶかんえなつ)」を23年にオープンする。敷地面積は約10万6000平米で、4000台を超える大規模駐車場を備える予定だ。
浙江省には、 「(仮称)イオンモール杭州銭塘新区(くいしゅうせんとうしんく)」を24年にオープンする。敷地面積は約8万9000平米。計画地周辺には浙江省が進めるスマートシティーである「未来社区」が建設中で、今後人口の増加や将来の発展が期待できるエリアだという。
同社は、中国国内において、「北京市・天津市・河北省・山東省」「江蘇省・浙江省」「湖北省」「広東省」という4エリアにドミナント出店し、現在21モールを展開している。25年に海外50モール体制を目指しており、中国国内には29モールを出店する計画だ。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。 - スーパーの「アピタ」と「ピアゴ」がどんどん“ドンキ化” 一方で住民から不安の声も
スーパーの「アピタ」と「ピアゴ」が“ドンキ化”している。運営会社は2022年をめどに、約100店舗を業態転換する方針だ。その一方で、生まれ変わる予定のアピタ岐阜店の周辺住民からは不安の声が出ている。 - 「100円×3個=301円」問題でセブンが公式に謝罪 見習うべきは「イオン方式」か
「税込100円×3個=301円」問題で混乱が起きたセブン。お客が困惑した根本原因は事前告知が不足していたことだ。ただ、イオンが採用する価格表記を採用する道もあったかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.