お化け屋敷が自宅にやってくる! デリバリーホラーサービス「絶叫救急車」:日本初
救急車型のお化け屋敷が自宅までやってくるデリバリーホラーサービス「絶叫救急車」の予約受付が、5月18日にスタートした。サービス開始は7月1日。
救急車型のお化け屋敷が自宅までやってくるデリバリーホラーサービス「絶叫救急車」の予約受付が、5月18日にスタートした。サービス開始は7月1日。新型コロナウイルスの対策を行いつつ、どこでも・貸切で・非接触で楽しめるホラーサービスを提供する。
プロデュースするのは「ドライブインお化け屋敷」「ナンジャ怨霊フェス」などのホラーコンテンツを生み出してきた株式会社怖がらせ隊(東京都杉並区)。同社によると、お化け屋敷のデリバリーサービスは日本初だという。「コロナ禍、リアルのお化け屋敷になかなか足を運ぶことが難しい中、デリバリーによって集客を図っていきたい」(同社)そうだ。
指定された場所に「絶叫救急車」を送り込み、停車した車内で3D立体音響・水飛沫・振動シートなどの最新テクノロジーを駆使した恐怖体験を提供する。費用は1グループ(最大6人)で9000円(ペイパル、銀行振込による事前決済)。時間は12時以降で所要時間は約15分。相乗りはなく、公演ごとに換気・消毒を行う。
主要対象地域は東京23区だが、その他の地域も相談可能(距離に応じて料金変動あり)。遊園地、テーマパーク、商業施設、企業などへのデリバリーも行う。
「絶叫救急車」のデザインは、パッと見ただけで「怖そう」「お化けが出てきそう」といったことを想像する人が多いと思うが、同社はそこにも狙いがあるという。「街中で『絶叫救急車』が走っているのを見ると、気になるはず。スマホで写真を撮影される人もいるかと思いますが、クルマにはQRコードをデザインしているんですよね。写真を撮影することによって、そのQRコードを読み込めば、本サービスにアクセスすることができます。集客につながれば」とちょっとした工夫に余念がない。
関連記事
- 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - なぜ「お化け屋敷」で人は“ビビる”のか 仕掛人に聞いた
テーマパークや遊園地などに行って、お化け屋敷に入ったことがある人も多いのでは。お化けが出てきたり、急に明るくなったり、風が出てきたり。さまざまな工夫を施しているわけだが、恐怖を生み出す仕掛人はどのようなことに着目しているのか。「株式会社 闇」の社長に話を聞いたところ……。 - バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
コロナ禍がもたらす温泉街への影響は甚大だが、「温泉の魅力」として考えさせられるのが“街づくり”という点だ。筆者は「施設そのもので集客できる強い宿は例外的で、温泉地の魅力自体が集客を左右する」と指摘する。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.