コロナ終息後もテレワークしたい? 「できない職種があるのは不公平」との声も:経験者に聞く(2/2 ページ)
「在宅勤務・テレワーク」に関する調査を実施。メリットやデメリットが明らかになった。コロナ終息後もどの程度の人が続けたいと考えているのか?
在宅勤務・テレワークのメリットは?
在宅勤務・テレワークのメリットは、1位が「通勤ストレスの減少」で63.9%、次いで「時間を有効活用できる」「気候や交通状況などに左右されず、業務ができる」「自分のペースで仕事ができる」「服装や髪型などを気にしなくてよい」が各30%台だった。
在宅勤務・テレワークの課題は、1位が「オン・オフの切り替えや気分転換が難しい」で43.9%、次いで「モチベーション維持が難しい」が33.0%、「コミュニケーションがとりにくい・難しい・時間がかかる」が30.3%だった。また、「運動不足になる」「職種によって、テレワークができるものとできないものがあり不公平感がある」なども聞かれた。
雇用型の勤め先で働く人に、新型コロナウイルス感染終息後に在宅勤務やテレワークで働きたいかを聞いたところ、「出勤と、在宅勤務・テレワークを併用して働きたい」「在宅勤務・テレワークはせず、出勤して働きたい」が各3割弱だった。「在宅勤務・テレワーク中心で働きたい」は15.0%で、出勤したいと考える割合が多いことが分かった。
在宅勤務・テレワーク経験者では、「出勤と、在宅勤務・テレワークを併用して働きたい」が5割弱、「在宅勤務・テレワーク中心で働きたい」が2割強で、出勤と在宅勤務やテレワークを併用したいと考える人が最も多かった。理由を聞くと、家でそろわないデータや書類を確認するため、現場とやりとりするために出勤することも必要、運動不足にもなるのでバランスを保ちたいという声が多かった。実際に在宅勤務やテレワークを経験した上で感じたメリット、デメリットがあるようだ。
今回の調査は、マイボイスコムのアンケートデータベース「MyVoice」のモニターを対象に、インターネット上で行った。期間は21年5月1〜5日、有効回答数は1万49人。
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