コロナ禍で、30〜40代女性が最もストレスを感じている:コロナ禍前と比較(1/2 ページ)
コロナ禍におけるストレス実態調査を実施。最もストレスを感じているのは30〜40代女性。具体的にどんなシーンなのか。
インテージ(東京都千代田区)は、コロナ禍における生活者のストレス実態調査を実施した。その結果、ストレスを感じている人の割合が58.0%となり、コロナ禍前よりも多くなっていることが分かった。
まず「日常生活や仕事、学校でのストレスは?」と尋ねたところ、コロナ禍の現在、日常生活や仕事、学校においてストレスを「よく感じる」という人は22.6%で、コロナ禍前の2019年の「よく感じていた」(11.7%)の約2倍だった。「たまに感じる」「たまに感じていた」と合わせると、現在ストレスを感じている人の割合は58.0%で、19年にストレスを感じていた人(42.7%)の1.4倍だった。
また現在、ストレスを感じている人の割合は男性(51.3%)より女性(64.3%)が13.0ポイントも大きかった。コロナ禍以前の19年も男性(39.2%)よりも女性(46.1%)の方が大きかったが、コロナ禍でその差が更に広がる結果となった。最もストレスを感じる層は女性の30代(70.8%)・40代(72.4%)で、特に40代は19年(46.8%)より25.6ポイント増と大幅にストレスを感じる人が増えたことが分かった。
コロナ禍でストレスを感じる人の割合が最も増えたのはシニア層で、60代・70代で男女とも20ポイント以上上昇。特に70代では19年との差が顕著だった。唯一現在ストレスを感じる人の割合が、19年を下回ったのは20代男性。女性でも20代は現在(59.5%)と19年(54.5%)の差が5.0ポイント増と、女性の中で最も差が少なかった。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。 - 最も好きなコーヒーチェーン 3位「ドトール」、2位「コメダ」、1位は?
コーヒーチェーン店の利用に関する調査を実施。最も好きなチェーン店はどこか? 来店する頻度や利用シーンなども分かった。 - 「転職が決まらなかった理由」ランキング 3位「面接で失敗した」、2位「年齢が高い」、1位は?
転職経験がある人を対象に「転職が決まらない理由に関する意識調査」を実施。転職先が決まるまでに応募した企業数や、転職エージェントを使ったかどうかも質問した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.