お金に関する情報メディア「まねーぶ」を運営するGV(東京都港区)は、男性会社員を対象にクレジットカードの意識調査を実施した。
メインで利用しているクレジットカードは何か聞いたところ、1位は「楽天カード」(126人)で、2位の「三井住友カード」(31人)、3位の「dカード」(30人)と大きく差をつけた。選んだ理由はポイント還元率の良さだけでなく、カード会社のブランド力や海外旅行で使いやすいといった声が目立った。
ステータスカードを持っているかどうか聞くと、「持っている」が58人と2割に満たなかった。どの会社のカードを持っているか聞いたところ、同率1位で「アメリカンエキスプレス プラチナカード」と「エポスゴールド」(8人)、3位が「三井住友カードゴールド」(7人)だった。
また、持っていない人にステータスカードに憧れがあるか聞いたところ、3割が「憧れがある」と回答。憧れのステータスカードの色は「ゴールド」が54.8%でトップ。「プラチナ」が27.4%、「ブラック」が17.8%と続いた。
憧れのクレジットカードは、1位が「アメリカンエキスプレス ゴールドカード」(39人)、2位が「アメリカンエキスプレス プラチナカード」(37人)で、「アメリカンエキスプレスカード」が人気であった。一方で、現状のカードで満足、ステータスカードには興味がないといった声も157人と多く聞かれた。
「まねーぶ」の最上天晴ディレクターは、「ステータスカードは年会費が高くポイントが付いても汎用性が低いなど、一般ユーザーにとっては使いづらい。以前はステータスカードは成功の証であり憧れがあったが、現在は実用性が一番求められてきているようだ」とコメントした。
今回の調査は、全国20〜60代男性会社員を対象にインターネット上で行った。期間は3月8日から14日まで、有効回答数は300人。
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