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「マネーフォワードクラウド債権請求」提供開始 債権管理フロー、一元管理が可能に
マネーフォワードは6月7日、クラウド型債権管理システム「マネーフォワードクラウド債権請求」の提供を開始した。サブスクリプション事業者特有の債権処理フロー、分割請求や分割計上にも対応する。
マネーフォワードは6月7日、クラウド型債権管理システム「マネーフォワードクラウド債権請求」の提供を開始した。サブスクリプション事業者特有の債権処理フロー、分割請求や分割計上にも対応する。
同サービスは請求書の発行から売上計上、入金消込まで、債権管理フロー全体の一元管理を実現し、債権管理に関わるすべての業務を自動化した。また、SalesforceなどのSFA(営業支援ツール)と連携し、売上金額や支払回数、契約期間などの受注情報に基づき仕訳を一括作成でき、ワンクリックで分割請求書の発行が可能となる。
法令改正、消費税の増税への対応、日々のサービス改善にも無料でアップデート対応する。2023年10月より導入されるインボイス制度開始までに機能アップデートを予定し、将来的には電子帳簿保存法に対応したフロー構築にも対応していく。
同社は20年10月に中堅企業向けバックオフィス総合ソリューション「マネーフォワードクラウドERP」を発表した。企業の成長に合わせてさまざまな領域のサービスを柔軟に活用できるよう、対応業務領域の拡大を進めていくとしている。
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