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「オフィスグリコ」が全国展開 商品発送→企業側が設置→QR決済で購入の流れ:どこでもオフィスグリコ便
江崎グリコの子会社、グリコチャネルクリエイトは6月14日、置き菓子サービス「オフィスグリコ」が全国で利用可能になる新サービス「どこでもオフィスグリコ便」の受付を開始した。どういったサービスかというと……。
江崎グリコの子会社、グリコチャネルクリエイトは6月14日、置き菓子サービス「オフィスグリコ」が全国(一部地域を除く)で利用可能になる新サービス「どこでもオフィスグリコ便」の受付を公式サイトで開始した。
「オフィスグリコ」は職場などに菓子・食品・飲料の専用ボックスを設置し、利用者が個人払いする「置き菓子」方式のサービス。従来のサービスはスタッフが定期的に訪問して商品管理や代金回収を行っていたため提供できるエリアが限定されていたが、今回の「どこでもオフィスグリコ便」は専用ボックスや商品を発送し、企業側がセッティングするシステム。サービスエリア外にある職場や部外者が立ち入れない環境でも利用可能となる。
導入や運用にあたっての企業負担は0円で、30人以上在籍している職場であれば沖縄・離島を除く全国どこでも申し込みが可能。決済は「PayPay」や「d払い」などのQR決済のみ可能で、現金を使用しないことで管理者の負担軽減にもつながる。
「オフィスグリコ」は2002年に本格的に開始し、現在約10万台のサービス拠点を保有している。職場内で気軽に食品が購入できるようになるため、コロナ禍における不要な外出の抑制や、災害備蓄用としての役割も期待できる。
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