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コロナ特有のニーズが多い1200店舗のみで発売 ローソン、新総菜シリーズ「マチのデリ」個店最適化にチャレンジ(1/2 ページ)

ローソンが新しい総菜シリーズ「マチのデリ」を展開する。都市部の中でも特にコロナの影響を受けた約1200店舗で販売を開始する。その狙いは?

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 ローソンは6月18日、新しい総菜シリーズ「マチのデリ」を東京都や大阪府など1200店舗で展開すると発表した。都市型店舗に顕著なニーズに個別対応するのが狙いで、6月22日から順次販売を開始する。


都市部の1200店舗で販売(出所:マチのデリ発表会資料)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「自宅での調理疲れ」を感じる消費者が増えている。また、女性客を中心に「自分が好きなものをちょっとずつ自由に組み合わせて食べたい」というニーズが高まっていると同社は分析。自分や家族の健康を気遣う人も増えていることから、小容量かつサラダを中心とした品ぞろえとした。


魚介類を使ったサラダを展開(出所:マチのデリ発表会資料)

 事前調査で魚介類を求める声が多かったことから、「タイ風春雨サラダ」(248円)や「海老といかの明太子サラダ」(330円)などを用意した。後者は、隠し味にチーズソースを加えてコクのある味わいに仕立てている。


野菜をしっかりとりたいニーズに対応(出所:マチのデリ発表会資料)

 また、野菜をしっかりとりたいというニーズに対応するため、ひじき、ごぼう、れんこん、ひよこ豆などを盛り付けた「ひじきとごぼうのファイバーサラダ」(248円)や、ブロッコリーとダイスチーズをバジルソースで和えた「トマトとチーズのカプレーゼ風」(288円)も販売する。具材の多さや調理工程の複雑さから、「自宅で調理するには面倒」と感じやすい商品を中心にしている。

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