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コロナ禍に過去最高 2020年度、家具やインテリア販売市場売上好調(2/2 ページ)

コロナ禍による巣ごもり需要の拡大で、2020年度の家具やインテリア市場が好調だ。帝国データバンクの調査によると……。

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大手や異業態による出店攻勢

 好調な大手とは対照的に高級家具店や町の家具店は苦戦を強いられているようだ。高級家具店や、中程度の価格帯を得意とする家具店は業績が低迷。大手やEC専門店と小規模店で、業績の二極化が目立っているという。


高級家具店や「町の家具店」は苦戦(出典:帝国データバンク)

 低価格帯では大手や異業態の出店攻勢が続き、国内家具・インテリア市場は拡大する低価格家具市場を取り合っている。「ニトリは、21年中も100店舗超の新規出店を計画。異業態からは雑貨大手の良品計画が、収納からリフォームまで一体的にカバーする大型店を東京・有明に立ち上げ、全国展開を図る」(同社)

 ニトリは20年にホームセンター島忠を買収し完全子会社化するなど、アフターコロナを見据えた動きを見せている。今後各社がどのような戦略を図るのか、注視される。

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