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アルペン、CoCo壱番屋とコラボ キャンプ用カレーで「アウトドアの裾野広げる」:好業績
アルペンが壱番屋とコラボし、キャンプ用のレトルトカレーを発売する。コロナ禍でも好業績のアウトドア分野の裾野を広げる。
アルペンは、「カレーハウスCoCo壱番屋」を運営する壱番屋とコラボレーションし、キャンプ用のレトルトカレーを7月1日に発売する。異業種とのコラボにより、コロナ禍でも好業績のアウトドア分野の裾野を広げる。
壱番屋と、レトルトカレー「マイキャンプカレー」(330円、以下税込)を共同で開発した。ココイチオリジナル配合のスパイスを加え、具材の味を引き立てながらコクと深みのあるバランスのよいカレーに仕上げたという。アウトドア専門店「アルペンアウトドアーズ」「アルペンマウンテンズ」全国15店舗と公式オンラインショップで販売する。
その他、カレー専用のスプーン(1419円)なども販売する。
アルペンが5月に発表した2021年6月期第3四半期(20年7月〜31年3月)連結業績は、売上高が前年同期比2.8%増の1715億円、営業利益が約6.4倍の114億円、純利益が83億円(前年同期は4億円の赤字)と増収増益だった。
コロナ禍でスポーツイベントが中止・縮小となり、スポーツ用品分野が打撃を受けた一方、密を避けられるレジャーとしてアウトドア分野が好調だった。
好業績を受け、同社は6月23日、全従業員に総額約7億円の特別一時金を支給すると発表。21年6月期通期決算に計上する。
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