ニュース
ファミマで処方薬、24時間非対面で受け取り 薬局と協業:ロッカー活用
ファミリーマートと日本調剤は、ファミマ店舗で処方薬を受け渡す実証実験を始める。本人機能が付いたロッカーを使い、横浜市の3店舗で展開する。
ファミリーマートと日本調剤は6月28日、ファミマ店舗で処方薬を受け渡す実証実験を7月5日に始めると発表した。店舗に設置している、本人機能が付いたロッカー「KEY STATION」を活用。非対面のサービスとして、横浜市の3店舗で展開する。
利用者は日本調剤の薬局で服薬指導(オンライン可)を受けた後、ファミマ店舗のKEY STATIONを使って24時間、待ち時間なく処方薬を受け取れる。
KEY STATION(Keeyls社が提供)は、もともと「鍵」を受け渡すサービスとしてスタート。旅館業法にも準拠した、リモートでの本人確認機能などを備え、ホテルや旅館(民泊)のフロント代わりにも使われている。
関連記事
- 「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑
ドン・キホーテのノウハウを取り入れた共同実験店が6月にオープンした。店舗の売れ筋商品を分析したところ、ある商品が上位に食い込んだ。ファミマの幹部は「なぜ売れるのか分からない」と原因を分析しきれていない。 - 「売れなかった」ハムサンド、カメラ50台で真相解明 高輪GW駅「無人決済コンビニ」の実力
高輪ゲートウェイ駅にオープンした無人コンビニ店舗「TOUCH TO GO」。無人化によるコスト削減に注目が集まる一方、データ活用という点でも大きな可能性を秘めている。約50台のカメラ映像を分析し「POS端末では分からなかったこと」が見えてきた。 - 日本KFCが「ピックアップロッカー」を4店舗に設置 持ち帰り商品を“非接触”で提供
日本ケンタッキー・フライド・チキンは、顧客がネットオーダーで事前注文した商品を非接触で受け取れる店内設置型ロッカー「ピックアップロッカー」を4店舗で試験導入する。完全に非接触で商品提供できるサービスを導入し、安心感を高める。 - 「たばこは無言で買う時代」 セブンが実験店で掲げた“秀逸”すぎるコピーの意味とは?
セブンが実証実験を継続的に行う拠点がある。実際に行ってみると「たばこは無言で買う時代」というコピーがあった。どんな意味があるのか? 実際にたばこを買ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.