鹿児島の「住みここちランキング」2021発表 3位「霧島市」、2位「鹿児島市」、1位は?:大東建託が調査(1/2 ページ)
大東建託は鹿児島県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行った。「住みここちランキング」の1位になったのは?
大東建託は、鹿児島県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。それによると「住みここち(自治体)ランキング」1位は、2年連続で「姶良市(あいらし)」だった。
姶良市は、県の中央部に位置している。高速道路のインターチェンジが整備されており、空港・新幹線発着駅に近いという利便性の高さが評価された。また、隣にある鹿児島市のベッドダウンとしても発展しており、近年は人口増加が続いている。
自治体担当者は「自然豊かな環境でありながら、どこにでも移動がしやすい街であり、商業施設も充実しているので、ほどよいくらしが実現できる」とコメントする。居住者からは「大型の商業施設や複数のスーパーが徒歩圏にあるため、買い物に困らない。駅も近くにある。若いファミリー層が多いので、治安が良い。県庁所在地や空港にまで車で30分程度で着くので便利」(31歳女性)や「公園・幼稚園・保育園が充実していて、病院も多いので子育てがしやすい。騒音に困らない」(32歳女性)といったコメントが寄せられた。
2位は県庁所在地の鹿児島市だった。薩摩藩の城下町として発展した歴史があり、現在は国際会議観光都市に指定されている。居住者からは「新幹線の始発駅や大規模商業施設に近く、交通アクセスが良い割には閑静だ。地域の住民間の交流も程良くある、住みやすい地域」(64歳男性)といった意見があった。
3位は県内で人口が2番目に多い霧島市だった。交通の要衝地として発展した歴史がある。市内には霧島温泉郷や日当山(ひなたやま)温泉があり、観光地としても有名。居住者からは「都会でも田舎でもなく、大きな企業があり、若い人が多く活気がある。商業施設や病院があり、緑も多くとても住みやすい」(59歳女性)といった声が寄せられた。
関連記事
- オリンピックで「人流」は増加するのか 見落とされている過去の“事実”
合理性を欠く新型コロナウイルス感染症対策に耐え切れない飲食店が続出している。「緊急事態」と「まん防」はいつになったら終わるのか。筆者がそろそろ「正常化に向けた準備を始める時期」と考える理由は? - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 30歳で年収1000万円を狙える職種は? 企業の実名も公開
30歳で年収1000万円を狙える職種は? 転職サイト「OpenWork」に投稿された社員・元社員の口コミに基づき、オープンワークが公開した - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.