ニュース
東急系のスポーツジム、オンライントレーニングを本格化 個人の健康を「チーム」でサポート:コロナ禍で退会者は1.4倍(1/3 ページ)
東急不動産グループの東急スポーツオアシスが、新しいオンライントレーニングサービス「weltag(ウェルタッグ)」を7月中旬から提供する。
コロナ禍で大きな打撃を受けている業界の一つに、スポーツジムが挙げられる。24時間営業の小型店舗の出店や大型スポーツイベントの開催効果もあって市場は拡大傾向にあったが、現在はコロナ禍による営業時間の短縮や休業、それに伴う会費免除や休退会者の増加といった課題に直面している。
帝国データバンクによると、2020年度に発生したフィットネス(スポーツジム)事業者の倒産や廃業は累計で26件。19年度の23件を上回って過去10年で最多、過去20年間ではリーマンショック直後で需要が大きく後退した08年度の29件に迫る勢いとなった。
20年度の市場規模は大幅な縮小が見込まれ、帝国データバンクは、事業者売上高ベースで5000億円台にとどまる見通しだとしている。過去最高となった19年度の約7100億円から3割超の減少となるほか、過去10年では初めてとなる市場縮小を余儀なくされる見通しだ。
このような状況を打開しようと、フィットネスクラブ各社はオンラインに特化したサービスの展開に力を入れている。このうち、東急不動産グループの東急スポーツオアシス(東京都渋谷区)では、新しいオンライントレーニングサービス「weltag(ウェルタッグ)」を7月中旬から提供する。
関連記事
- フィットネスクラブの倒産件数、過去10年で最多 売り上げ半減以上の企業も
帝国データバンクの調査によると、2020年度に発生したフィットネス(スポーツジム)事業者の倒産や廃業は累計で26件に上った。 - 「フィットネスクラブ」満足度ランキング 3位は「ルネサンス」、2位は「ホリデイ」、1位は4年連続の……
oricon MEが「フィットネスクラブ」の満足度調査の結果を公表した。その結果は…… - アンダーアーマー、スポーツマスクの最新型を発売 生地を薄くし40%軽量化
アンダーアーマーの日本総代理店を務めるドームは7月5日、UAスポーツマスクの最新型「UA SPORTS MASKフェザーウエイト」を発売すると発表した。 - 社会人が習い事にかける費用は「5000〜1万円未満」が最多 人気の習い事は?
Webメディアを運営するクロスウェブが、社会人の習い事についてのアンケートを実施した。 - 転職で役立った資格 3位「TOEIC」、2位「運転免許」、1位は?
ビズヒッツがビジネスパーソン500人を対象に「転職で役立った資格に関する意識調査」を実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.