調査リポート
転職で役立った資格 3位「TOEIC」、2位「運転免許」、1位は?(1/2 ページ)
ビズヒッツがビジネスパーソン500人を対象に「転職で役立った資格に関する意識調査」を実施した。
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、ビジネスパーソン500人を対象に「転職で役立った資格に関する意識調査」を実施した。その結果、転職で役立った資格1位は「簿記」であることがわかった。
多くの資格があげられた中、2位以下に大差をつけて1位になったのは「簿記」(92人)だった。次いで「普通自動車運転免許」(37人)、「TOEIC」(29人)、「看護師・准看護師」(26人)、「フォークリフト免許」(22人)と続いた。
1位の簿記は知名度が高く、経理から一般事務まで幅広いフィールドで生かせることが理由として挙げられた。「経理の実務経験がない人でも、簿記の資格があれば歓迎」という求人も多いようだ。日商簿記は1級から3級まであり「2級以上で応募可能」という条件をつける企業もあるが「3級でも評価された」という回答も多くあった。
2位の「普通自動車運転免許」は、職場によっては運転免許必須のところもあり、免許を持っていると選べる求人の幅が広がるという声が聞かれた。また21位には「準中型以上の運転免許」もランクインしており、配送業や農業など、トラックを運転する職種への転職に役立ったという回答が多かった。
3位は英語力をはかる「TOEIC」が入った。語学力はどの業界でも評価されていて、一定以上のTOEICスコアを取得していることが応募条件になっている会社もあるようだ。また採用に有利になるだけではなく、「資格手当がついた」など、給料に反映されたという回答もあった。
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