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職場の「人間関係」に悩む人は3割 退職の検討は?:年代別の傾向も分析(1/2 ページ)
職場の人間関係にストレスや悩みを感じている人はどの程度いるのか。日本労働調査組合(東京都足立区)がアンケート調査を実施した結果は?
日本労働調査組合(東京都足立区)は、全国の会社員を対象に「職場の人間関係に関するアンケート」を実施した。その結果、職場の人間関係に「疲れている」「悩んでいる」「ストレスを感じている」と回答した人は計29.2%だった。
人間関係が「良好」であると感じているのは全体の32.1%、「特に気にしていない」人は38.7%だった。
年代別にみると、職場の人間関係が「良好」と回答した「20代」は38.6%、「30代」が29.8%、「40代」が27.7%だった。一方で、「ストレスを感じている」は「20代」が7.4%、「30代」が13.5%、「40代」が17.3%。20代の人間関係は「良好」の回答率が最も高く、年代が上がるに連れて低くなった。
反対に「ストレスを感じている」は、20代が最も低く、年代が上がるに連れて高くなった。日本労働調査組合は、「20代は多くの人と接する機会があるが、30〜40代は業務内容が固定化しグループのすみ分けも強くなり、人間関係や課題がはっきりするようだ」と分析する。
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