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アサヒ「脱ストロング」にかじ切り ノンアル・低アル飲料を“主流”にするワケ:スマートドリンキングを推進(2/2 ページ)
アサヒビールは7月13日の「2021年スマートドリンキング下期戦略発表会」において、今後は高アルコールの新商品発売を控えると発表した。代わりにノンアルコールや低アルコール商品の拡充を目指す。同社の下半期の戦略について聞いた。
新商品はハイボール「アサヒ ハイボリー」
同社は下期における、スマドリの取り組みとして3つの柱「ブランディングと浸透」「ビアリーの強化」「カテゴリーの拡大」を掲げた。
「ビアリーの強化」としては、500ミリリットル缶を9月28日から販売することに加え、瓶タイプのビアリーもラインアップに追加する。瓶ビアリーの容量は334ミリリットルで9月14日の発売を予定している。
「カテゴリーの拡大」としては、新しく度数の低いハイボール「アサヒ ハイボリー」を9月28日に発売する。アルコール度数は0.5%と3.0%の2種類で、甘くないフレーバーを用意。グループ会社のニッカウヰスキーが厳選した原酒を使用することで、度数は低いが、しっかりとした味わいを実現しているという。
高アルコール飲料に見切りをつけ、ノンアル・低アルにかじを切った同社の戦略は吉と出るか凶と出るか。
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