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食品宅配サービス利用率調査、圧倒的1位は「コープ」 背景のニーズは?:2位はイオン系(2/2 ページ)
食品宅配サービスの利用実態調査を実施したところ、利用率で最も多かったのは「コープ」だった。調査から見えてきた利用者のニーズは?
食品宅配サービスを利用してよかったこと
食品宅配サービスを利用してよかったことは、1位が「無駄な買い物が減った」で40.4%、次いで「買い物に行く時間・手間が省ける」が36.4%、「調理の手間が省ける」が28.6%だった。時間や手間の削減に利点を感じていることが分かった。また、専業主婦では「買い物に行く時間・手間が省ける」「安心安全な食材が手に入る」が、有職既婚女性では「料理時間が短縮になる」がそれぞれ多かった。
買い物したいとき、今利用している宅配サービスに代わって選んだり、どちらを利用するか迷うサービスやお店はあるか聞いた。宅配サービスを利用して1年以内の女性顧客のうち「ある」と答えた人は67.8%だった。一方「ほとんどない」は32.2%で、1年以内の利用顧客の約3割が類似したサービスに乗り換えるかどうか迷うことなく、現状の食品宅配サービスを利用していることが分かった。
コープの宅配サービスの強みは独自商品にある。「産直商品」は、独自の基準で安全・安心を追求している。また、プライベートブランド「コープ商品」の子育てサポートシリーズ「きらきらステップ」は、離乳食や幼児食がヒットし、若い世代が加入するきっかけになっている。
今回の調査は、全国20〜60歳を対象にインターネットで実施した。期間は21年7月2〜4日、有効回答数は1万438人。
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