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「消費期限1日」の魚を販売するネットスーパー その仕組みは?相馬留美の「今そこにある商機」(5/5 ページ)

「perrot(ペロット)」という、「消費期限1日」という足の早い生鮮品までが並ぶネットスーパーをご存じだろうか。2020年8月にサービスをローンチし、新鮮な魚介類が届くことを武器に人気を集めているのだ。生きたままのカニや魚の刺身が届く仕組みを取材したところ……。

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「小売り」とはどのような存在になるのか

 perrotの配送エリアは東京23区および神奈川県川崎市、横浜市だけだが、今後は大都市圏を中心にエリアを拡大していく構えだ。いずれは魚ポチを利用する飲食店との提携も視野に入れる。また、今後は調味料やパン、総菜など、物流センターを整えながら生鮮3品以外にも展開する予定だ。同時に多拠点化でネットスーパーのスケール化を図り、24年3月には月間アクティブユーザー数4万超を目指す。


旬の天然魚3点盛り(イサキ、スズキ、真鯛、出典:perrot)

 家庭と生産地がダイレクトでつながったとき、「小売り」とはどのような存在になるのか。生鮮ネットスーパーの存在は、生産者と消費者の新しい未来を示している。

相馬留美(そうま・るみ)

 経済誌記者、ベンチャー企業の上場準備室を経てフリーランスに。現在はビジネスメディアを中心に産業・企業に関する記事を執筆する一方で、フリーランスの活躍を後押しする活動に従事している。


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