トヨタ自動車は7月19日、ハイブリッド専用コンパクトカーである新型アクアを発売した。燃費は従来型比で約20%向上し「さらに次の10年を見据えたコンパクトカー」として訴求する。
初代アクアは、東日本大震災が起きた2011年に発売。「次の10年を見据えたコンパクトカー」として展開し、トヨタ自動車東日本の岩手工場で生産。これまでの販売台数は187万台を超え、アクア全体で約1240万トンのCO2削減に貢献したという。
新型アクアは「さらに次の10 年を見据えたコンパクトカー」としての装備と、より高度な環境性能を追求。1.5リットルのエンジンと「バイポーラ型ニッケル水素電池」を搭載。従来型アクアのニッケル水素電池に比べ、バッテリー出力は約2倍となった。燃費は従来型比で約20%向上し、35.8キロ/リットルとした。
また、電気だけでの走行可能速度域を拡大。街中の多くの場面でエンジンを使わず走行できるとしている。
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