福山市に「MEGA ドン・キホーテ松永店」が8月31日オープン 中国・四国地方では最大規模:幅広い年齢層に対応
「MEGA ドン・キホーテ松永店」(広島県福山市)が8月31日にオープンする。取り扱いアイテム数は約10万店で、中国・四国地方では最大規模になる。
ドン・キホーテ(東京都目黒区)は「MEGA ドン・キホーテ松永店」(広島県福山市)を8月31日にオープンすると発表した。取り扱いアイテム数は約10万点で、中国・四国地方では最大規模になるという。
新店舗は旧ゆめタウン松永の跡地にオープンする。福山市の人口は約46万人で、中国・四国地方ではベスト5に入る規模を誇る。30万人以上の都市の中では、福山市の出生率は高く、若者やファミリー層が多いエリアだと同社は分析する。そこで、ファミリー層やシニア層が利用しやすいように、メイン通路の幅を2メートル以上確保。さらに、近隣には大学もあるため、若年層向けの商品ラインアップも充実させ「幅広い年齢層のお客さまの生活に寄り添う店づくりを目指す」(同社)としている。
青果・精肉・鮮魚・総菜の取り扱いがあるMEGAドン・キホーテとして、中国地方に初出店となる。店内調理においては、店内の高温窯で焼いて多様なチーズを使用したピザを扱う「トロリスタ」などのブランドを用意した。
その他の品ぞろえに関しては、アウトドア需要が高まっていることも踏まえ、キャンピング用品を豊富に用意。さらに、東南アジアなどの輸入食品を扱う「ワールドイーツコーナー」も展開する。
買い物時の「ワクワク・ドキドキ」を提供するため、店内には灯台、海賊船、イルカなどの海洋生物が登場する装飾を施した。新店舗が瀬戸内海に面した立地であることを踏まえた対応となる。
MEGAドン・キホーテは、2008年に誕生した業態。コンセプトは「豊富な品ぞろえ」と「驚きの安さ」で、「ファミリー型総合ディスカウントストア」を目指すとしている。売り場面積は平均で約9000平米、取り扱いアイテム数は6万〜10万点。
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