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ちゃんぽん専門店から野菜を食べる店に リンガーハット、新商品の「彩り野菜のちゃんぽん」で戦略転換:健康意識の高まりに対応(1/2 ページ)
リンガーハットが新戦略を打ち出した。今後は野菜中心のメニュー展開を行う。第1弾として「彩り野菜のちゃんぽん」と「彩り野菜の皿うどん」を8月13日に発売する。
リンガーハットは8月12日、新ブランドメッセージ「モグベジ食堂」を制定したと発表した。また、新ブランドを体現化した商品として、「彩り野菜のちゃんぽん」と「彩り野菜の皿うどん」(いずれも890円)を全国のリンガーハットで8月13日に発売する。
モグベジ食堂は、「野菜をモグモグ食べるワクワク」の提供を目指したブランドメッセージ。コロナ禍の影響で健康意識が高まっているとともに、「野菜を十分に摂取できていない」と考える顧客が増加していると同社は分析。「見た目」「栄養価」「味わい」の3つにこだわり、野菜中心のメニューを今後提供していくという。
同社は、主力商品である「長崎ちゃんぽん」に7種類の国産野菜を使用している。一方、新たに提供する彩り野菜のちゃんぽんには、パプリカ、ミニトマト、小松菜、カボチャなどを新たに追加する。使用する野菜の種類は長崎ちゃんぽんよりも増える。
パプリカやミニトマトには見た目を華やかにする役割がある。また、カボチャやミニトマトといった緑黄色野菜を投入することで、栄養価を高めることにもつながる。新メニューでは、厚生労働省が推奨する野菜の1日の摂取量(350グラム)を1杯でまかなえるという。
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