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無印、新宿地区の2店舗をリニューアルオープン 「もったいない市」や「24時間使える自販機」:社会課題の解決目指す(1/2 ページ)
無印良品を展開する良品計画は、東京・新宿にある「MUJI 新宿」と「無印良品 新宿」の2店舗を9月10日にリニューアルオープンする。各店舗では重点的な施策が異なる。どういった取り組みをするのか?
無印良品を展開する良品計画は、東京・新宿にある「MUJI 新宿」と「無印良品 新宿」の2店舗を9月10日にリニューアルオープンすると発表した。顧客の利便性を向上せさせると同時に、さまざまな課題解決に取り組む狙いがある。
MUJI 新宿は、社会問題に目を向けた商品・サービス、アート・デザインをテーマとした雑貨、家具に特化した旗艦店とする。無印良品 新宿は、化粧品、掃除用具、冷凍食品といった日用品を拡充する。
MUJI 新宿での取り組み
MUJI 新宿では無印良品最大となる「ReMUJI」売り場を新たに展開する。ReMUJIは、無印良品の衣料品全般(下着を除く)、タオル、シーツなどを回収し、日本国内で染め直して新たな商品として販売する取り組み。新宿の店舗では、色のバリエーションを増やし、対象アイテムを拡大する。回収した衣料品の中で、ほつれや破れがあったものはパッチワークの加工を施して再商品化する。ReMUJIの活動を盛り上げるため、東京都内の店舗では、使わなくなった衣料品の回収ボックスを設置する予定だという。
不用になった無印良品のユニット棚のパーツや紙袋などをリユースする取り組みを行う。ごみを削減することで、資源の循環化と廃棄物削減に貢献する。さらに、わずかな傷や汚れのせいで販売できなくなったベッド、デスク、収納用品などを集めて販売する「もったいない市」も常設する。
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