ニュース
小学生がやってみたい習い事 「プログラミング」や「ダンス」を抑えて1位になったのは?:小学生と保護者に聞いた(2/2 ページ)
全国の小学生とその保護者を対象に、習い事について調査した。小学生と保護者に現在している習い事以外にしてみたい(させてみたい)習い事は何か、オンラインで習わせてみたい習い事などを聞いた。
オンラインで習わせてみたい習い事は?
保護者にオンラインで習わせてみたい習い事は何か聞いた。最も多かったのは、英会話などの語学(33.0%)、次いで2位はプログラミング(25.4%)、3位は思考力を伸ばすための学習(18.7%)だった。
「小学生がなりたい職業」としてみたい習い事
同社が2020年11月に「小学生がなりたい職業」を調査したところ、「小学生がしてみたい習い事」との関連性が見られた。なりたい職業トップはYouTuberで、芸能人、ゲームクリエイター・プログラマーと続いた。小学生がしてみたい習い事1位の動画制作はYouTuber、2位のダンスは芸能人、3位のプログラミングはゲームクリエイターやプログラマーに必要な能力となっている。
保護者は水泳や英会話など、現状でも習っている比率が高い人気の習い事が上位入りしていた。一方、子どもは動画制作、ダンス、プログラミングなど、純粋に「好きなもの」に関連した習い事が上位に入った。
ベネッセ教育総合研究所 学び・生活研究室の邵勤風主任研究員は、「今までは、スポーツ系、楽器系が習い事の定番だったが、今回の調査でみられたように、今後はICT技術を使った習い事をする小学生が増えてくると考えられる。時代がまさに大きく動いている段階であるといえる」とコメントした。
今回の調査は、3〜12歳の子どもの保護者を対象にインターネットで実施した。期間は21年6月11〜13日、有効回答数は1854人。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 小学1年生が「就きたい職業」ランキング 男の子の定番だった「スポーツ選手」が2位に陥落、1位は?
4月に小学生になる子どもに「就きたい職業」を、その親に「就かせたい職業」を聞いた。男の子の就きたい職業ランキングに異変が起きた。就かせたい職業にもある傾向が……。 - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。 - 「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑
ドン・キホーテのノウハウを取り入れた共同実験店が6月にオープンした。店舗の売れ筋商品を分析したところ、ある商品が上位に食い込んだ。ファミマの幹部は「なぜ売れるのか分からない」と原因を分析しきれていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.