ニュース
ベンツ、「C200」など1.8万台リコール 火災の恐れ
メルセデス・ベンツ日本は8月20日、乗用車「C200」など3車種、計1万8490台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
メルセデス・ベンツ日本は8月20日、乗用車「C200」など3車種、計1万8490台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。電気装置に不具合があるとして、最悪の場合火災に至る恐れがあるとしている。
対象車の輸入期間は2014年2月14日〜2018年4月2日。4気筒ガソリンエンジンに搭載されているオルタネータにおいて、アイドル時の発電制御が不適切なため、整流器のダイオードが熱を受けて破損。警告灯の点灯や充電不良を起こし、エンジンがストールすることがあるとしている。
また、特定の組み合わせのダイオードが複数破損して短絡した場合、オルタネータに大電流が流れて発熱することで、最悪の場合、火災に至る恐れがあるという。これまでに不具合件数60件、うち火災12件が報告されている。
改善措置として、全車両の点検を行い破損が確認された場合は、オルタネータを対策品に交換するとしている。また、破損がない場合はエンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
関連記事
- マツダ、「アクセラ」約7万台をリコール エアバッグ装置に不具合
マツダは7月1日、「アクセラ」7万4231台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 - レクサス販売店で不正車検 565台で検査未実施や数値書き換え
トヨタ自動車は7月20日、トヨタモビリティ東京が運営するレクサス高輪で、車検に不正があったと発表した。 - 三菱自動車、ekなど4車種30万台リコール ブレーキに不具合
三菱自動車は5月27日、「eK(イーケー)」「eK SPACE(イーケースペース)」など計4車種30万2097台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 - トヨタ、「アルファード」「ヴェルファイア」約5万台再リコール
トヨタ自動車は7月7日、「アルファード」「ヴェルファイア」の2車種、計5万983台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。 - スバル、「レヴォーグ」1万8000台で改善対策、自動ブレーキ誤作動のおそれ
SUBARU(スバル)は4月1日、「レヴォーグ」の計1万8507台の改善対策を国土交通省に届け出た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.