コロナ禍で「新しい時代に求められる営業職」の求人が増加 どんなスタイル？：dodaで調査（2/2 ページ）

パーソルキャリアは、doda会員を対象に「新しい時代に求められる営業職に関する調査」を実施した。求人掲載数、応募数の変化はどうなったのか。

[コネムラメグミ，ITmedia]

カスタマーサクセスの仕事を理解しているか？

　一方で、営業職経験者に「カスタマーサクセスの仕事を理解しているか」と尋ねたところ、67.4％が「理解していない」「あまり理解していない」と回答した。また「インサイドセールスの仕事内容を理解しているか」という問いには、43.1％が「理解していない」「あまり理解していない」と答えた。

「カスタマーサクセスの仕事を理解しているか」

「インサイドセールスの仕事内容を理解しているか」

　転職市場において、カスタマーサクセスやインサイドセールスの求人数や応募数は増加傾向で成長が見込める職種であることが分かった。加えてこれらの仕事内容を理解し個々人の可能性が開ければ、より働く人々の転職機会を増やすことができる、とパーソルキャリアは分析している。

　今回の調査において、「dodaに掲載されている営業職の求人数の推移」と「dodaの1掲載当たりの応募数」は、19年1月1日〜2021年7月31日にdodaに掲載された求人データをもとに算出した。また、カスタマーサクセスやインサイドセールスの理解度調査は、20〜40代の営業職経験者であるdoda会員を対象にインターネットで行った。期間は21年7月2〜9日、有効回答数は362人。