KEYUCA、キッチンツールやソファなど100品以上を値下げ 幅広い層へ訴求を図る:8月27日から
河淳(東京都中央区)が展開するライフスタイルショップ「KEYUCA(ケユカ)」は8月25日、キッチングッズやバスアイテムなど、100アイテム以上を値下げすると発表した。
河淳(東京都中央区)が展開するライフスタイルショップ「KEYUCA(ケユカ)」は8月25日、キッチングッズやバスアイテムなど、100アイテム以上を値下げすると発表した。おうち時間でニーズが高まる商品を中心に値下げし、需要を取り込む狙い。
KEYUCAはカーテン、家具、キッチン雑貨、バス用品、服飾雑貨などのオリジナルデザインの商品を販売しているブランドで、現在約50店舗を展開している。
値下げの対象となる商品は、ハンカチタオル50アイテム以上や、ナイロンキッチンツールシリーズ9アイテム、バスマット14アイテム、ソファなど。8月27日から実施する。
このうちキッチンツールの「バタリニー ナイロン ストレーナー」は現行297円が209円に、「Looza ボウル 15センチ」は現行759円が539円となる。
また、2021年5月に発売した日本製のソファ、「ハルノ ソファ 組換カウチ」も値下げの対象とし、現行24万1890円を20万8890円に改定する。
購入しやすい価格に変更することで、現在のコアターゲットである30〜50代の女性だけでなく、「心地よい暮らし」への関心が高い10〜20代の女性や男性への訴求も図る。今後も、生産工程の効率化や配送・輸送ルートの工夫、梱包材などの削減を進め、随時価格の見直しを行っていくとしている。
家具・インテリア業界では近年、巣ごもり需要の取り込みを図ろうと価格を見直す企業が相次いでいる。7月29日には、イケア・ジャパンがワゴンや収納ケースなど200点以上の値下げを発表、「無印良品」やインテリアブランド「イデー(IDÉE)」を展開する良品計画も、両ブランドでの価格見直しを実施している。
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