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ファミマ、「356円」の弁当を発売 節約志向に対応:買い合わせを狙う(1/2 ページ)
ファミリーマートが新たな弁当シリーズとして「ファミマトクトク弁当」を発売する。第1弾として「タルタル鶏天丼」と「直火焼チャーシュー丼」(いずれも356円)を投入する。節約志向に対応する。
ファミリーマートは9月6日、新たな弁当シリーズとして「ファミマトクトク弁当」を発売すると発表した。第1弾として、9月7日に「タルタル鶏天丼」と「直火焼チャーシュー丼」(いずれも356円)を全国のファミマ店舗で発売する。
ファミマトクトク弁当は、節約志向に対応したもの。「満足感がありながらも、ちょうどよいサイズと価格のお弁当」を目指す。同社の広報担当者によると、ごはんの量は通常の弁当より少ないという。消費者の買い合わせニーズが高まっていることを受けて開発した。サラダやデザートといった商品と購入することを想定している。
ファミマで販売している弁当の中心価格帯は500円前後であり、新弁当は150円近く安くなる。「ファミマのラインアップとして、低価格帯の弁当が少なかった」(広報担当者)ことも発売の背景にある。356円ならば、サラダと一緒に購入しても600円以下になるケースもある。
タルタル鶏天丼は、塩こうじに漬け込んだ鶏肉を天ぷらにしてごはんに載せている。白だしやあごだしの風味が特徴だという。直火焼チャーシュー丼は、豚バラチャーシューを焼き上げ、ザラメと豚脂を使用したコクのある甘いタレに絡めた。いずれも、ごはんと相性のよい具材を選んだ。
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