企業がDXを推進していることを知ると、志望度が上がる学生は約5割 学情調べ:学生の声は?
DXを推進していると学生の志望度が上がる――そんな結果が就活情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)の調査で分かった。学生は何を考えているのか。
「企業がDXを推進していることを知ると志望度が上がる」と回答した学生は49.6%――そんな結果が就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)の調査で分かった。
就職活動において、企業がDXを推進していることを知ると志望度が上がるか尋ねると、「志望度が上がる」(15.8%)、「どちらかといえば志望度が上がる」(33.8%)、「どちらともいえない」(39.4%)、「どちらかといえば志望度は上がらない」(4.1%)、「志望度は上がらない」(6.9%)という結果に。学生からは「企業の成長には、DX推進が不可欠だと思う」「デジタル技術やデータを駆使することで、よりニーズに合ったサービスが提供できると思う」といった声が寄せられた。
企業のDXに関する取り組みを就活で意識するか聞くと、「意識する」と回答した学生が35.1%だった。「デジタル強化は不可欠だと思う」「企業がDX推進にどのように取り組んでいるかを知ることで、企業がどの事業分野を強化しようとしているか推し量れると思う」といったコメントがあったことから、学情は「関心の高さがうかがえる」としている。
DXに関するスキルや知識を身に付けたいか聞くと、74.1%の学生が「身に付けたい」と回答した。学生からは、「今後必須のスキルになると思う」「デジタル領域に強いと、仕事の選択肢が増えると思う」といった声が挙がった。学情は「自身の選択肢を増やすためにも、DX関連のスキルや知識を習得したいと考えていると推察される」とコメントした。
今回の調査は8月16日〜9月2日、新卒採用サイト「あさがくナビ2023」への訪問者を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は467人。
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